瓦屋根の勾配は4.5寸か4寸勾配くらいが普通だと思っていましたが、蔵の街川越でどうしても緩い勾配の瓦の必要性があり調べてみた。
国産瓦で一番緩勾配に対応している瓦で2寸勾配対応「超低勾配瓦 ユーロJ・A」という製品があった。さすがにギリギリというのも避けたいので、2.5寸勾配で防水紙には粘着性のものを使っての施工。緩い勾配に対応できる仕組みは水が大量に流れるときに前方向にジャンプさせる形状になっていたり、逆流防止の立ち上がりが2重になっていたりという工夫はあるようだが、最後はメーカーさんの技術力を信じるしかない。