健康・快適・エコロジー ソーラーよりも、原子力よりも、高性能な薪ストーブを
家はカタログから選んで作られるものではなく、人の手によって作られるものだ。
自然素材で家を作ろうとしたときにどうしてもでてくる問題として建具や住宅設備がメーカーで作られたぴかぴかな貼り物がどうしてもピッタリ合わない、『ちょっと変』が重なって一つの住宅になったときには節操の無い住宅になってしまう。
デザインの手法
風土は天才的なコーディネーターであり、安上がりなパートナーである。
しかし山から取ってきた丸太を素のまま使うことを彼は嫌う。それはこれ見よがしの漁師料理であり、プロの仕事は素材の良さを引きたて、きれいに盛りつけた割烹料理にたとえる。草木染めも地域の草木で地域の色を出してほしいという。センスに自信がないと無難な同系色ばかりを並べてしまうものである。空間にも色彩にもめりはりが必要である。
明日からやる事
・ 地元に何があるのか自分の手と脚で探す。
・ 素材で作ったディテールを書き溜める。
家ルネッサンス(河野氏との後談より)
ルネッサンスの意味は教科書通りだと『文芸復興』というますます難解なことばになってしまう。語源からさかのぼればre(再び)necessary(必用とする)という意味で再利用というあまりにも地味で平凡な意味なのだそうである。しかしこれからの家つくりの中では、今忘れ去られてしまった昔の手仕事を再び必要とされているのではないだろうか。という深遠な意味合いを持つ。そこをストレートに再利用と言わないでルネッサンスというところが河野社長のセンスであり、それが人をひきつけファンを作る手法なのだと思う。
小菅 孝